ITエンジニアがテレワークで成果を出す為のマインド3選

子供をあやす男性 ITエンジニア(インフラ)
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テレワークは楽だけど、自宅だとついサボってしまう・・。

自宅だと、どうもモチベーションがあがらず、業務が捗らない・・。

メンバーや部下がテレワークでサボっている気がする。でもどうしたらいいかわからない・・。


テレワークについて、上記のような悩みはつきものだと思います。

この記事では、テレワークで仕事の成果を出す為のマインドについて筆者の経験を元にご紹介します。
(筆者はITエンジニアのため、ITエンジニアの仕事を基本的には対象としています。)

テレワーク実績も含め、筆者について簡単に自己紹介させて頂きます。

▼筆者の紹介(ITエンジニアとしての業務経験)
IT業界経験年数 7年(営業経験:4年SE経験:4年)

▼テレワーク実績(出社:テレワークの割合)
2020年:(出社9割:テレワーク1割)
2021年:(出社5割:テレワーク5割)
2022年:(出社0.1割:テレワーク9.9割)

▼案件や業務の経験
・PCキッティング・展開
・各種ネットワーク詳細設計・構築
・各種サーバー設計・構築
・ヘルプデスク(Windows、Office365製品サポート)
・仮想化設計/構築
・クラウド設計/構築


自宅でのテレワークについて、サボった経験のある人は、過去の統計で7割近く経験があるとデータが出ています。詳しくは下記記事もご確認下さい。


どうしたらテレワークでサボらずに業務の効率を上げる事ができるか?という考え方はしません。

サボろうが何をしようが、業務の成果を120%出すための工夫をする というマインドで筆者は仕事をしています。



では、実際、テレワークで業務の成果を120%出す為には、どのようなマインドを持ったらよいのでしょうか?



筆者がテレワークで仕事を続けていくにあたり、成果を出す為に意識をしているポイントについて
詳しく記載をしていきます。

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マインドその1:サボる事の意識を正しく持つ

まず、「人はサボる生き物である」ことを前提に考えます。

「人は楽な道を進みたがる生き物であり、自分も例外なく同類である」ことを認めて下さい。

少しマイルドに言い換えば、「自宅環境で誰からも監視もされず、8時間も業務への集中力を保つことは困難」という事です。

人はサボる生き物ですので、サボる事を強制的にやめようとするとストレスになります。

ですのでまず、「人はサボる生き物であること」「サボってしまう事は人間の性質であること」という意識を持ちましょう。

正し、「何時間でも、いくらでもサボってもいい」と履き違えないようにしてください。
テレワークだろうが出社だろうが、「業務中の最優先はあくまで業務」です。

サボる事の意識を正しくもつようにしましょう。下記にマインドについてまとめます。

▼テレワークのマインドその1:サボる事の意識を正しく持つ

・人間は楽な生き方をしてしまう性質サボる生き物である事を理解する
・何時間もサボる事が目的では無い事
・業務中の最優先は、あくまで業務であること


まず、根幹はサボる事 では無く、仕事で成果を出す事 という事を忘れないでください。

仕事は100%以上の成果を、定められた期日以内に挙げる事が第一前提。
その中で、タスクを管理し、期日を調整し、業務の配分を調整します。

結果的に、一日の流れの中に「業務を行う以外の時間があった」というだけです。
あくまで業務の成果を挙げるという事を忘れないようにしましょう。

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マインドその2:夏休みの宿題に見立てて、タスクの作戦を立てる(タスク管理)

次に、実際にタスク管理を行う上でのマインドについて説明します。

小学生の夏休みの宿題に見立てて、下記の3つのパターンで考えるとわかりやすいと考えています。

▼タスクの管理 考え方3パターン

[A]:嫌な宿題は前半集中、7月前半に終わらせてしまうパターン、スタートダッシュ型。
[B]:遊びながらも宿題もこなす。バランス型。
[C]:8月最後の1週間まで遊びつくし、最後の最後で追い上げて仕上げる。後半追い込み型。

このマインドで重要なのは、 [A]もしくは[B]の考え方を持つようにすることが大事という事です。。

[C]は、いわゆる「無計画に夏休みを遊びほうけて、最後の最後で焦って宿題を追い込むケース」となり、業務でこの考え方をすると、「仕事が終わらない・クオリティの低い成果物」となる可能性が高いので、基本的には控えましょう。

皆さんは、業務に取り組む時、A・B・C どれの意識で取り組んでいるでしょうか?


Aのパターン、Bのパターンのマインドについて、具体例も交えて考え方を記載します。

A:スタートダッシュ型のタスク管理の考え方

A:スタートダッシュ型のタスク管理の考え方

①タスク「A」を仕上げるには、大体1週間(平日5日間)くらい時間がかかりそうだ。
→タスクと実施業務量の「見積もり」を行う

②まず、期日について5日~7日くらいに調整しよう。
→期日の調整

③期日は7日で設定できた。すこし余裕をもって仕事ができそうだ。よし仕事をしよう。
→期日に余裕を持たせた調整

④そして、3~5日間、全力で仕事に取り組んで仕上げよう。
→業務実施の目標設定、遂行

⑤結果、5日では仕上がらなかったが、6日目で仕上げる事ができた。
→見積もりと現実の差分

⑥期日の7日目にはまだ1日の猶予がある。
→余白時間の発生

⑦7日目の午前中(半日)は、少し家で資格勉強をしたりゆっくりしよう。
→余白時間の有効活用(計画的サボり時間)

⑧7日目の午後に、予定よりも早めに仕事が終わった(6.5日)と上司に報告しよう。 
→期日までの業務報告

B.バランス型のタスク管理の考え方

B.バランス型のタスク管理の考え方

①今日は、AとBのタスクは必ず仕上げよう。Cは余裕ができたら着手しよう。
→日単位でその日のタスクの確認、計画

②8時間のうち、このタスク量なら6時間もあれば仕上がりそうかな。1時間くらいは余裕を持たせられるかな。
→タスクの業務消化時間について見積もり

③午前中が一番仕事が捗りやすいから、朝~午前中に頭の使う業務をこなす調整をしよう。
→効率的な業務遂行の意識

④午後の前半は眠気もあって、頭を使う作業は難しいから、打ち合わせを入れるか、
軽い散歩や身体を動かすリフレッシュの時間(計画的サボり時間)を作ろう。
→効率的に業務を遂行するための、「計画的サボり時間」設定

⑤仕事が多くなってきて、少し残業が必要になりそうだ。でも、夜より午前の方が頭が回るから、
朝、1時間早く業務を開始して、前倒し残業をするように調整しよう。
→効率的な業務遂行の意識

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マインドその3:計画的サボり時間を設定しよう

マインドその2では、タスクの管理の考え方について記載をしました。
考え方は、「小学生の夏休みの宿題」と似ています。

前半に終わらせて後半は思いっきり遊ぶのか。(Aパターン)

ほどよく宿題も日々こなしつつ、遊ぶのか。(Bパターン)


最後の最後まで遊びつくし、焦って宿題に取り掛かるのか。(Cパターン)



どのパターンが良いか?については、個々で是非考えてみて下さい。

筆者は、子供の頃はCパターンでした。宿題が終わらなく2学期を迎えた事もあります。

現在、仕事においてはAとBパターンのハイブリットで行っています。

子供と社会人で違う事は、「社会人の場合は仕事がベースであること」です。

仕事をベースにおいて、「タスク管理」「業務の見積もり・調整」適切に行い、計画的にサボり時間を設定するようにしましょう。

もし、業務時間中に業務以外の事をする場合は最低限のマナー※を守り、個々の業務のルールを著しく逸脱しないように留意をして下さい。

※長時間、業務スペースを離れないようにする、短時間離れる場合も携帯を持ち歩く など、緊急の連絡は対応できるようにする。等。

やる気が出ない時のメリハリをつけた仕事術 については、下記記事も確認してみて下さい。